ロードサービスを依頼する時にはどんなことを聞かれるのか
事故や故障などの車のトラブルでロードサービスを依頼する際、
状況によって、いろいろな情報を聞かれることになります。
このページでは、基本的にどんな情報が必要となるのかを説明したいと思います。
1.契約確認
まずは自動車保険の契約確認が行われます。契約者名・証券番号・登録番号(ナンバープレート)・電話番号・住所などのうち、複数の情報の申告により、保険会社は契約確認を取ります。
たまに車から離れたところから、車の情報も保険書類も用意せずに、ロードサービスを依頼しようとする人もいたりしますが、当然ながら、ここで必要な情報を申告できず、契約確認ができなければ、ロードサービス提供は不可となる場合もありますので注意しましょう。
2.車の損傷状況や故障の症状等
事故で自走不能となり搬送が必要な場合は、車の損傷状況の申告が必要です。
といっても小さな損傷部分の申告は必要なく、大きく損傷している部分を「サイドミラーが割れている」とか、「バンパーが落ちてしまっている」等と具体的に伝えるようにしましょう。
またレッカー車や積載車に積み込むときに、タイヤが回るかどうかというのも重要な要素となります。ロードサービス業者もそれなりの装備を整えて、現場に向かう必要がありますので、タイヤ周辺が損傷している場合は伝えるようにしましょう。
故障の場合は、まず故障の症状を伝えれば、
必要に応じて追加で質問されると思いますので、それに答えればOKです。
あと、車高を下げている車を搬送する場合は必ずそのことも伝えましょう。
オペレーターから聞かれるとは思いますが、もし車高が低いことを伝え漏れると、
レッカー車で来られてしまい運べない・・・なんてことが有り得ますので注意が必要です。
3.車がある場所
まずは分かる範囲で都道府県名から住所を伝えましょう。
自動車保険のロードサービスは
日本全国からの連絡を1〜2ヶ所程度のコールセンターで受け付けています。
よって、いきなり町名などを言われても分かることはほぼないので、
スムーズな現場特定のために都道府県名から伝えることは大事です。
すべての住所が分かればベストですが、なかなかそうもいかないケースも多いと思います。
その場合は、ある程度大雑把な住所を伝えて、あとは近くにある建物やお店などを伝えることで、現場を特定してもらいましょう。
関連記事:ロードサービス依頼時の場所の伝え方のコツ
また、搬送の場合は現場周辺の道幅も聞かれると思います。
とても重要な情報ですので、道幅が狭い場合はしっかり伝えましょう。
4.搬送先
搬送が必要な場合は搬送先の情報も聞かれます。
もちろん、事故や故障の直後にはまだ決まっていない場合もあるでしょうし、
夜間で修理工場が営業していないことも考えられます。
その場合は、一旦ロードサービス業者で預かってもらったうえで、
後日、修理工場等まで搬送するということも可能です。
(預かり日数によっては預かり費用が有料となる場合もあります)
関連ページ
最終更新日:2017年10月19日