ロードサービス依頼の際の場所の伝え方
実際に事故や故障等のトラブルにあって、ロードサービスが必要にあった場合、なるべく早く現場に来てほしいものですよね。
現場の場所や道路状況によっては、どうしてもロードサービスの業者が到着するのが遅くなる場合もあります。
でも、少しでも早く到着してもらうためには、
今どこにいるのかをできるだけ早く正確に、
ロードサービスの受付オペレーターに伝える必要があります。
ここではそのためのコツや豆知識をいくつか紹介しておきましょう。
電話する前に場所を軽く調べる
トラブルの際は気が動転してしまっていることも考えられるので、難しい場面もあるかと思いますが、できるだけロードサービスのコールセンターへ連絡をする前に、住所や近くにある建物等を、少し調べておいたほうがいいかと思います。
住所をすべて言えればベストですが、周辺にある建物や店の名前、「県道○○号線」なとという道路の名前、交差点の名前等を複数伝えることで、オペレーターが現場特定するスピードが上がります。
現場は都道府県名から伝える
ロードサービスのコールセンターは現場の近くにあるわけではありません。
ほとんどの場合、その現場周辺の土地勘がないオペレーターが対応しますので、
現場の住所を伝えるときは、それを踏まえて都道府県名から伝えるようにしましょう。
近場のコールセンターに繋がっていると思って、
「駅の近くの大きな交差点のところにあるイオンの駐車場」とか、
「消防団の建物があるところの横の道」とか伝えてくれる人が多いのですが、
残念ながら、それではまったく分からないのです。
警官に聞く
事故で警察がすでに現場に来ている場合は、その警官に聞けば住所が分かるはずです。
もし分かりにく場所の場合は、すぐに警官に住所を聞いてオペレーターに伝えましょう。
高速道路上の場合
高速道路の場合は、高速道路の名称とあわせて、
キロポストの数字を伝えることで、素早く現場特定ができます。
キロポストというのは高速道路ではだいたい100メートル間隔で設置されている小さな標識で、
そこが高速道路の何キロ地点なのかを表すものです。
「○○高速の○○インターチェンジを過ぎたところのキロポスト○○kmのところです」
なんて感じで伝えれば、オペレーターも現場特定がすぐにできるはずです。
さらに、高速道路の場合は上り線にいるのか下り線にいるのかがとても重要です。
反対側の車線にレッカー車が到着しても何もできませんからね。
自分がいる車線が上りなのか下りなのか分からない場合は、
例えば、「東名高速で東京から名古屋に向かっている途中です」などと伝えれば大丈夫です。
現場が山の中の場合
山の中でのトラブルの場合、現場特定に時間がかかることが多いです。
近くに目印になるような建物がまったくなかったりしますからね。
そんなときは、下記のような情報を分かる範囲で伝えましょう。
- どこからどこへ向かっているのか
- 今いる道の名前(県道○号線とか)
- 数分前に通り過ぎた建物や店の名前 etc....
とりあえず今いる場所がピンポイントで分からなくてもいいのです。
だいたいこのあたりにいるなというのが分かればいいのです。
「県道○号線を東に向かって走っていて、○○まで1キロという看板が1キロくらい前にありました」とか、「県道○号線を右折して、県道○号線に入って○○ゴルフ場に向けて走ったところ」くらいでも伝えられれば、だいたいの場所が分かることが多いです。
だいたいの場所が分かれば、そこに向けてレッカー業者が出動して、
近くに来たら携帯電話で連絡を取り合うことで現場に行くことができるわけです。
なので、もし今いる場所をピンポイントで伝えることができなくても、
だいたいの場所を伝えられるような情報を探して伝えるようにしましょう。
保険会社によっては、事故などのトラブルの際に役に立つスマートフォン用のアプリを用意しているところもあります。GPS機能を使って、現在地の住所がすぐに分かる機能があったり、アプリ経由でロードサービスの手配ができる保険会社もあります。
加入中の保険会社でアプリの用意がある場合は、万が一の時に備えて、事前にダウンロードしておくことをオススメします。
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最終更新日:2017年10月19日