記名被保険者を別居間で変更すれば、悪い等級を逃れることができるか
記名被保険者を別居の人同士で変更をすると、等級は引き継げないというのを聞きました。例えば、1等級のような悪い等級の場合でも、別居間で名義変更してしまえば、新規で加入できるというこでしょうか。
たしかに記名被保険者を別居している人同士で変更する場合、基本的には等級の継承は認められません。
しかし、一部例外として等級が継承されるケースもあります。
- 次回の等級が1〜5等級となる場合
- 所有者の変更がない場合
この2つの条件に合致した場合には、
記名被保険者を別居間で変更した場合でも、等級は引き継がれます。
つまり、質問のケースでは現在1等級であるため、記名被保険者を変更しても等級がそのまま引き継がれるため、悪い等級から逃れることはできません。(事故有係数適用期間も引き継ぎます)
「所有者も変更してしまえばいいのではないか」と考える人もいるかもしれません。たしかに記名被保険者と所有者を変更してしまえば等級継承しません。
ただし、その前に、そもそも記名被保険者は誰にでも設定できるわけではないことを忘れてはいけません。
記名被保険者というのは「主に運転する人」です。そのため、悪い等級から逃れる目的で、主な運転者ではない別居の親族を記名被保険者に設定することはできません。
もし虚偽の申告で契約をした場合、保険会社は当初それに気づかないかもしれません。しかし、万が一事故が起きた際に虚偽が発覚すると、告知義務違反とされる可能性があります。その結果、補償が受けられず、保険契約が無意味になる恐れもあります。
保険契約は、正確な情報に基づいて行うことが基本です。正しい記名被保険者を設定し、安心して保険を利用できる状態にしておきましょう。
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最終更新日:2024年11月22日