ソニー損保のおりても特約とは
おりても特約とは、ソニー損保のオリジナル商品。車に乗っている時の補償ではなく、車で出かけた先で車から降りている間の損害に対する補償する特約で、下記の「おりても傷害特約」と「おりても身の回り品特約」をセットにしたものとなります。
ソニー損保の自動車保険の契約をする方で、車でレジャーやスポーツに出かけることが多い人は、付帯を検討するといいでしょう。
おりても傷害補償特約
車で出かけた先で。。。
- 躓いて転倒。足を捻挫してしまった。
- サーフィン中、サーフボードが頭に当たってしまい打撲。
- スノーボードをして転倒。骨折してしまった。
このように車外で、ケガ・死亡してしまった場合に補償されます。
おりても身の回り品補償特約
車で出かけた先で。。。
- 持ち歩いていたカメラをうっかり落としてしまい壊してしまった。
- ゴルフ場でゴルフクラブを盗まれてしまった。
このように車外で、車から持ち出した身の回り品に損害があった場合に補償されます。
家族が車で出かけた先での事故が対象
1.記名被保険者2.記名被保険者の配偶者3.記名被保険者またはその配偶者の同居親族4.記名被保険者または配偶者の別居の未婚の子
この家族の範囲の人が車で出かけて、車から降りている間に、
事故でケガをしてしまったり、身の回り品の損害があった場合に、
おりても特約の補償対象となります。
また、契約車両だけではなく、家族が所有する車に乗って出かけた場合も補償対象となります。よって、一家に複数台の自動車がある場合は、どれか1台にこの特約を付帯しておけばいいのです。
車内身の回り品も同時に付帯される
おりても特約を付帯すると、同時に「車内身の回り品特約」も自動的に付帯されます。
これにより身の回り品についての損害が「車内」で起こっても、車で出かけた先の「車外」で起こっても補償されることとなります。
なかなか車内に置いていたときの損害なのか、車外に持ち出したときの損害なのかが正確にはわかりにくいので、それによるトラブルを避けるために、この特約を自動付帯しているようですね。
本当は車内に置いてあるときの損害なのに、車外に持ち出して損害を被ったと契約者に嘘をつかれても、なかなか保険会社としては分かりません。そこで最初から車内身の回り品特約を自動付帯して、車外と車内の両方を補償対象としておくことで、不要なトラブルを避けるようにしているようです。
車外での賠償責任にも備えたい場合は
以前のおりても特約には、車で外出した先の車外での事故で、賠償責任が生じてしまった場合に補償される「おりても賠償特約」もセットされていました。
ですが、日常生活における事故で賠償責任が生じた場合の「個人賠償特約」と補償が重なるためか、数年前に今の2つの特約のセットに改定されたようです。
そのため、車で出かけた先での賠償責任もカバーしたい場合は、おりても特約に加えて、個人賠償特約も付帯する必要があります。
ただし、この個人賠償特約は火災保険など、別の保険の特約として付帯している人も多いようです。他に加入している保険の内容も確認して、補償が重なってしまわないように注意しましょう。
最終更新日:2018年8月6日