プリウスの自動車保険料数社で見積もり・比較してみた
このページでは、人気ハイブリッドカーである「プリウス(型式:ZVW51)」の保険料の見積もりを、ソニー、SBI、チューリッヒ、三井住友の4社で行ってみましたので、その結果を比較してみたいと思います。
車を維持する上で、自動車保険の費用というのも大きな負担の1つになるもの。各社どれくらいの保険料なのかは気になるのではないでしょうか。
プリウスの購入を考えている方や、すでに所有していて保険会社の乗り換えを検討している方などの参考になればと思います。
見積もり条件
型式・初度登録年月
- 車種:トヨタ プリウス
- 型式:ZVW51
- 初度登録:平成28年1月
見積もり条件
- 保険期間2016年3月1日から1年契約
- 記名被保険者40歳
- 運転者年齢条件:30歳以上・夫婦限定や家族限定等の制限なし
- 免許ゴールド
- 日常レジャー用
- 走行距離10000KM
- 居住地域:東京都
- ネット割引あり
- 新規6E等級、10等級(事故有係数0)、20等級(事故有係数0)の3つの等級で見積もり
補償内容
各社でこの3つのプランの見積もりを出しました。
違いは車両保険の部分だけです。
プランA:車両保険(一般条件)あり
- 対人:無制限
- 対物:無制限
- 人身傷害:3000万円(車外あり)
- 弁護士費用特約
- 対物超過修理費用特約
- 車両保険:一般条件/320万円/免責金額0-10
プランB:車両保険(エコノミー+A)あり
- 対人:無制限
- 対物:無制限
- 人身傷害:3000万円(車外あり)
- 弁護士費用特約
- 対物超過修理費用特約
- 車両保険:エコノミー+A/320万円/免責金額0-10
プランC:車両保険なし
- 対人:無制限
- 対物:無制限
- 人身傷害:3000万円(車外あり)
- 弁護士費用特約
- 対物超過修理費用特約
- 車両保険なし
関連記事:車両保険の種類について
見積もり結果
ソニー損保、SBI損保、チューリッヒ保険、三井住友海上の4社の公式サイトにて、
プリウスの年間保険料の見積もりをしてみた結果がこちらです。
こうやって各社の保険料を並べてみると、ずいぶんと保険料が違いますね。
サービスの違いなどもありますが、年間で数万円の違いは大きいと思います。
プリウス(型式:ZVW51)の場合、この4社の中ではSBI損保の保険料が安く、
代理店型の三井住友海上はやはり一番高いですね。
残念ながら、三井住友の公式サイトで車両保険有りの見積もりは取れなかったのですが、
車両なしの保険料を比較してみると、SBI損保の約2倍の保険料でした。
代理店型の自動車保険のほうが対面で説明を受けながら加入できすし、
事故の時も代理店対応があるから安心という意見をよく聞きますが、
そのためにこれだけの金額差を許容できますかという話になってきますね。
免責金額の違いに注意
上記の見積もり結果を見るうえで、備考欄に書いてある車両保険の免責金額については注意してください。引き受け条件が各社違いますので、まったく同じ補償内容で見積もりができたわけではありません。
例えば、SBI損保は事故1回目の免責金額を、車対車の事故しかゼロにできません。免責金額の違いだけで数千円〜1万円前後、保険料が変わりますのでその点も考慮する必要があります。
また、付帯されているサービス(ロードサービス等)の違いもありますので、契約する保険会社を検討する際には、各社の公式サイトにてサービス内容などの比較もするようにしましょう。
同じプリウスでも型式が違うと保険料も変わる
今回は「ZVW51」という型式のプリウスで見積もりをしてみましたが、同じプリウスでも型式が違うと保険料は変わります。また初度登録年月によって付帯できる車両保険金額も変わってきますし、当然ながら補償内容を変更することで保険料は変わります。
よって、上記の見積もり結果はあくまでも参考情報として捉えていただき、保険会社の選定の際には、ご自身の車の保険料の見積もりを各自のニーズに合わせた補償内容で別途行うようにしてください。
ただ、何社もの保険会社で見積もりを取るのは時間もかかりますし大変ですので、保険料一括見積もりサイト「保険スクエアBang!」を利用して、一気に複数社に見積もりを依頼することをオススメします。3分前後で簡単に見積もり依頼ができますよ。
最終更新日:2017年10月19日
プリウスの特徴
「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーで1997年10月にトヨタから発表されたハイブリッドカーのプリウス。世界初の量産型のハイブリッドカーということで話題になり、それ以来、トップレベルの人気を今も保っている超人気車種です。
プリウスの特徴と言えば燃費の良さですね。モデルチェンジを経るごとにさらに燃費は良くなっており、最新型のプリウス(2016年3月現在)では、トヨタ自動車の発表値でガソリン1リッターあたり40.8km。実際はこの数字よりも短くなるわけですが、それを考えたとしても、かなりの燃費の良さだと言えるでしょう。
そして、静粛性もプリウスの大きな特徴の1つです。吸音・遮音材を使用することで車内の静粛性は優れていますし、EVドライブモードでの走行時はひじょうに静かですので、住宅街でも迷惑をかけることなく走行することができます。(逆に静かすぎて、プリウスで近づいてもなかなか歩行者が気づいてくれないというデメリットにもなりますが・・・)
また、国の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得しており、排出ガスの少ない車でもあるため、プリウスは環境に優しい車とも言えるのではないでしょうか。