ロードサービスは現場で故障車の修理をしてもらえるか
自動車保険のロードサービスでは「30分程度の応急作業」は無料となります。
故障にもさまざまな種類がありますが、バッテリー上がりやベルトの緩みなどであれば、30分以内の応急作業の範囲内で現場での復旧作業が可能です。
しかし、走行中にエンストしたり、バッテリー上がり以外の原因でエンジンがかからないなど、修理に時間がかかる場合は、現場での作業が難しくなるため、修理工場へ搬送することになります。
私の経験上、故障で現場で復旧できるのは、せいぜいバッテリー上がり程度ですね
(バッテリー上がりは厳密には故障とは言わないかもしれませんが)。
もちろん、他にも現場で復旧できる場合がないわけではありませんが、
ほとんどの場合は修理工場への搬送が必要になります。
これから出かける予定があり、現場での修理を希望する方もいますが、
オーバーヒートやミッション故障、走行中のエンストなどが起きた場合、
現場での応急作業では対応できません。
エンジンがかからないときも、バッテリー上がりであれば、
ジャンピング作業でエンジンをかけられますが、
オルタネーターやセルモーターの故障でエンジンがかからない場合は搬送が必要です。
ロードサービスを利用すれば、ちょっとした故障なら、
すぐに現場で直してもらえると思っている方も少なくないようですが、
実際には上記のとおり、ロードサービス業者が現場で修理することはほぼありません。
あくまでもできるのは応急対応であり、修理ではないんですね。
ロードサービスでは一定距離内であれば搬送も無料で行ってくれますので、
修理工場まで車を運んでもらい、しっかりと修理をしてもらいましょう。
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最終更新日:2024年10月30日