任意の自動車保険は1年契約が基本
保険の種類によって、保険期間の長さというのはさまざまですが、任意の自動車保険の保険期間は、基本的に「1年間」です。この1年間の契約を毎年更新していくことで保険は継続されていきます。
生命保険などは長期契約が基本となっており、
継続の手続きをするという手間はないのですが、
自動車保険については、毎年更新の手続きをする必要があるのです。
任意の自動車保険には等級制度があります。
その等級が変わるのも、この更新のタイミングです。
1年間の保険期間中に保険を使わなければ、1つ等級が上がるわけですね。
また、この更新のタイミングは補償内容を見直す、良い機会でもあります。
車の使用頻度が変わったり、車が古くなったりと変化がありますので、
それを踏まえて、補償内容を見直す人が多いようです。
(補償内容は保険期間中でも変更できます)
関連記事:無駄なく格安な自動車保険に加入するための6つのポイント
代理店型では複数年契約も可能
あくまでも1年というのは基本的な保険期間。
通販型の保険会社で販売している自動車保険は、すべて1年契約かと思いますが、代理店型の損保会社では、長期契約や短期契約を扱っているところもあります。(損保ジャパンの場合ですと、長期契約は最長で7年契約が可能なようです)
複数年契約の場合は、1年契約と比較すると保険料が安くなりますし、保険期間中に事故があったとしても、等級が下がるのは更新の時点。
1年目に事故があっても2〜3年目の保険料がアップするということがないのでお得です。
(保険会社によっては例外もありますので注意)
下の図のとおり、保険期間中に事故で保険を使っても、
満期まで同じ等級が続きますし、保険期間中に事故有等級が適用されることもありません。
もし、1年契約以外で自動車保険の見積もりをしてみたい場合は、
代理店型の保険会社の窓口に問い合わせてみるといいでしょう。
最終更新日:2017年10月19日