強風で開けたドアが隣の車に当たり対物賠償を使用・・・
ハンドルネーム:yumikoさん(40代女性 北海道)
事故の時期:2009年3月
加入していた自動車保険会社:ソニー損保
春先の風の強い日のことでした。近くのショッピングセンターで買い物をして、駐車場に戻って荷物を積もうとしていた時です。
車のドアを軽く開けたつもりが、強風にあおられて、急に勢いよく大きく開いてしまったのです。ドアは隣に停まっていた無人の車のドア側面に当たりました。
すぐにその車のドアを確認すると、こちらのドアの当たった部分が、わずかにへこんでいます。
車の持ち主がわからないので、とりあえず手持ちのメモ用紙に、
「ドアがぶつかってしまいました。申し訳ありませんが、下記まで連絡を下さい」と、
携帯番号を書いて、相手の車のワイパーにはさんでおき、
その上で、すぐに保険会社に電話を入れました。
電話に出たのは落ち着いた声の女性スタッフでした。
ドアが開いてぶつかっただけでも補償の対象になるということを聞き、まずはひと安心。
駐車場は風が強かったので、ショッピングセンター入り口まで行って電話をしていたのですが、
その間に相手の方が戻ってきたらしく、私が駐車場に戻ったときには車はもうありませんでした。
仕方がないので自宅に戻り、しばらく連絡を待っているとやがて先方から電話がありました。
どうやらメモを見てドアを確認すると、まっすぐディーラーに向かい、修理の見積をとっていたようです。あわてて指定されたディーラーまで車を走らせ、先方に会いに行きました。
待っていた相手の男性におわびを申し上げ、保険会社に既に連絡済みであることを伝えました。
幸い相手の方はとても紳士的に対応して下さったので、ほっとしました。
その場でまた保険会社に電話を入れ、相手の方と直接お話ししていただき、
今後の対応は保険会社ですべて行うということで了承してもらいました。
その後は、保険会社から逐次状況報告の電話をいただくほかは、私は何もしなくて済みました。
先方にお会いしたのも最初の一度だけ。10日間ほどで無事に解決となりました。
修理代金と修理中の代車費用を保険で支払い、等級は3等級ダウンしました。こういう事故は、相手が見ていないことをいいことに、黙って逃げる人もいる、と後で聞きました。
でも自分がその立場だったら、やりきれない気持ちになると思うので、
きちんと自動車保険を使って対応できてよかったと思います。
<管理人追記>
たしかにこういったケースで逃げてしまう人って多いようです。私も一度、駐車場に戻ると、右フロントをこすられてキズがついていたことがあります。ひじょうに腹がたちましたね。わざわざ正直に申し出るのは当たり前のことではあるのですが、それをしっかりできたというのは立派だったと思います。