改造車でも契約できる自動車保険会社
車を改造し車検を通したうえで乗っています。(もちろん合法的な範囲内の改造です)先日、少しでも保険料を節約したいと考えて、通販型の自動車保険会社で見積をしようとしたところ、改造車は引受できないと言われました。改造車でも加入できる通販型自動車保険はないのでしょうか。
まず、自動車保険の中での改造車の定義ですが、例えば、車検証上の型式が「R35改」とか「FD3Sカイ」というように「改」もしくは「カイ」と表記されている車のことを指します。
マフラーやハンドルを合法的な範囲で変えるといった軽い改造であれば、車検証の型式表記に影響ありません。つまり、自動車保険では改造車扱いはせず、普通の車と同様に扱われますので、改造していることによって引受制限されるようなことはありません。
ですが、エンジンを乗せ換えたり、車のサイズが大きく変わったりというように、車検証の内容に変更が出るような改造を行った車に関しては、構造等変更検査を受ける必要があり、合格することで型式欄に「改」もしくは「カイ」と記載され、自動車保険では改造車として扱うのです。
ちなみに構造等変更検査に通らない改造をした状態の車が違法改造車。当然ながら、その車で公道を走ることは違法ですし、自動車保険に加入することもできません。
ということで、改造車でも契約できる通販型自動車保険ですが、
調べてみたところ、以下の6社でした。
☆改造車で契約できる通販型自動車保険
- セゾン自動車
- ソニー損保
- 三井ダイレクト
- SBI損保
- アクサダイレクト
- チューリッヒ保険
ただし、上記の保険会社でも、改造内容によっては契約不可となる場合も考えられます。また、車両保険は付帯できない場合も多いので注意が必要です。
このあたりのルールは各社様々で、個別判断となるケースも多いようですので、見積を依頼する前に確認してみましょう。
公開日:2015年9月8日
更新日:2020年11月11日