左折中に右折してきた対向車に衝突された事故
ハンドルネーム:Yoshioさん(20代男性 奈良県)
事故の時期:2000年6月頃
加入していた自動車保険会社:あいおい損保
当時は学生だったこともあり、
日常生活で車を運転する機会が多くありました。
その日も日が沈んだ後に夕食を買いに車で外出しました。交差点を左折しようとしたとき、対向車が右折をしようとしてるのがわかりましたが、こちらが優先なので左折をしました。
すると、左折をし終わったくらいにガツン!と音と軽い衝撃を感じ、
右折車が衝突したのだろうとわかりました。
一体なんなんだと少しイラつきながら外にでると、
衝突してきた車からも運転手の女性が出てきました。
かなり動揺した様子を見て、カッとなった自分も少し冷静になってきました。
そのとき自分が考えたのは「うかつなことは言えない」ということでした。
何を言っていいのか悪いのかわかりませんから。
そこで、とりあえず警察を呼びますよと伝え警察を呼びました。
そのときちょっとびっくりしたのですが警察は事故の記録をとるだけで、
どちらが悪いなどということは一切言いませんでした。
私は一体どうしたらいいのか?と警察に尋ねると、
はぁ?とした顔で見られたあげく
「保険会社に電話しな」とぶっきらぼうに言われただけでした。
そこで、保険会社に電話をいれると様々な事務処理を行い、結局その日はそれで終わり。
ぶつけられたものの車は問題なく動いたので、そのまま家路につきました。
そして、後日契約した保険会社から電話がきたのですが、それが酷かったのです。
詳しいやりとりは忘れてしまいましたが、絶対忘れない一言が
「車両事故はその場で示談が鉄則ですよ」と言われたことです。
そんな鉄則しりませんでした。
最初は、そうなのかと納得したのですが、後から考えると怒りがこみ上げてきました。
なぜなら、もし私がその場で法的な示談に成功したら、
保険会社のする仕事は劇的に楽になります。
つまり、保険会社が告げたのは
「お前がやることやってたらこっちの仕事が楽になるんだよ」ということだったわけです。
横柄な酷い保険会社でした。
結局、その事故は自分が45%の過失ということになり、ふざけるなと思ったのですが、
左折と右折の事故はそういう決まりになってると言われ承知した次第です。
嫌なことがあった事故でしたが、
車両の修理の時はとても良い人に出会えて帳尻があいました。
<管理人追記>
警察も保険会社の担当者もハズレだったようですね。
知らない人も多いと思いますが、実は警察がやるのは事故の記録なんですね。
そして、自動車事故の示談交渉は民事になりますので、警察は介入できないんです。
あと、事故担当者が言った「車両事故はその場で示談が鉄則ですよ」・・・
これは酷い発言ですね。そんな鉄則は聞いたことありません。